2015-04-27

スピリチュアル・ヒプノバース(2つの直感) Vol.3

 前記事からの続きです。


産直後にふとおりてきた、
2つの直感、インスピレーション。。



まずひとつめは、
『全てがパーフェクト』という事。


実際、今回のヒプノバースも
パーフェクトなものではなかったかもしれない。



何故なら途中で

PDAお願いします!バースプラン変更!ヒプノバース、却下!』

なんていう事を言ってしまい(笑)、
その瞬間にはヒプノから完全に冷めていたから。


でも、

『それでもいいんだよ』

という直感がしました。


それでもいいんだよ。
それで、いいの。

起こっている事は、
全てそれで、パーフェクト。

その時その時で、全てがパーフェクトなんだ。


宇宙はもともと、全て完全なもの。

不完全に思える、不完全に見える様々な事が、

実は宇宙の
『完全なる計画』に沿って導かれている、

完全な事。

パーフェクトじゃないように見える事も、
すべて、それでいい。


そういう直感でした。



そしてもう一つの直感はというと・・・・

生まれたての赤ちゃんから、
物凄い高周波のエナジーが出ているのを感じ、

そのヒーリングエナジーを”ある事”に使うという直感。


その”ある事”は何なのか、
それはまず、赤ちゃんのヒーリングエナジーについて書いた後に
記しますね。


生まれたての赤ちゃんのヒーリングパワー、
もしも出産予定のある方は
出産直後に是非感じてみて下さい。
もの凄いですよ!


私自身はもう、

『なにこれ、なにこれ、なにこれ~っ??!!』

って叫びたくなるくらいのパワフルさを感じ、体験しました。

それは、今までに受けたどんなヒーリングやセラピーの比にもならない、
というより、
比べるという事自体がおかしすぎる程の

最も最も最も高く、
パワフルなヒーリングパワー。


最初はただ、生まれたての赤ちゃんが可愛くて、
単にぴったりくっついて抱きしめていていたのです。

そしてふと、頭やおでこ同士をくっつけてみると・・・

物凄いエナジーが流れてくる!!

それが最高に気持ちよくて、
何も考えずに
ただそうしていただけのですが、

そのうちに、
そのエナジーが肉体を超え、
身体の周りのエナジーフフィールドの域まで
すごい勢いで広がってゆくのを感じたのです。


そこでまた、
赤ちゃんのエナジー自体に感覚を向けてみると、
彼女のチャクラが完全に開かれているのを
クリアに感じる事が出来ました。

生まれたての赤ちゃんは、
きっと皆そうなのでしょう。


10年以上前に読んだ
バーバラ・ブレナンの『Hands of Light』にも
確かそのような事が書いてあったな~などと思い出していると、

今度は私の中で、
頭の方がすごく熱くなって膨らんで、
クラウンチャクラが開かれたのを感じました。

そして更に松果体と統合されるように広がると、
何か、稲妻のようなものが頭内をめぐり始めたのです。


それからは、ハートチャクラへその感覚が届き、
ハートチャクラも同様に大きく開いてゆくのがわかりました。


そして、愛に包まれる感覚がそこにありました。

もっと言うと、『愛』と、『全体性』に包まれる感覚。



私は、自然の流れで
生まれたての娘と一緒に、
宇宙と地球のカナルになって光を通していました。

そこには、宇宙も地球もなく、
ただ、『全体性』のみがありました。

換言すると、『全体性』しか、ありませんでした。



それは本当に、次元を超えた感覚でした。

言ってしまえば、アセンション的感覚。



そして、娘に聞いてみます。

「いいの?」

って。


「いいよ。」



「これ、またしてもいい?」

「勿論!いつでも、いつまでも。」


そこには、
時間の感覚も、空間の感覚もありませんでした。



それは、次元を超えた感覚。



いえ、更にいうなら、

次元というものさえ存在していなかった。

あるのはただ、全体だけ。


ただ、『全体』だけ。




言葉にできないほどの、この上のない深さと広さ、
地球上のどんな言葉も当てはめる事が出来ない、
と感じた類のエナジーが
そこにはありました。



そしてそのまま感じ続けていると、


このエナジーを、
前述の『ある事』に使うという直感がおりてきたのです。




それは、この物凄いエナジーを

ヒーリングエナジーとしてリフレーミングしたらいい、
という直感でした。

第一子(息子)の出産をリフレーミングしたらいい、と。


そして娘自体に直感で訊きました。

「そうしてもいい?」
『もちろん、そうして』

その答えは、
なんとも落ち着いた、懐の大きな大きな感じ。

それが、直感を通して返ってきたのです。


そして早速
この子を通し、
息子の出産の時の事を思い起こしました。

予定日より一か月早く破水が起こり、
2日間、
横になったままで動く事を禁止された
あの時の事を。


そしてその2日間のお腹の中の息子を、
追体験するように感じました。


それから、2日後の出産時の彼を。

更に出産後、
早産で小さく、
うまくおっぱいを吸えなくて
集中治療室に入り
管だらけになって栄養を取り入れられていた彼を。

追体験しながらぎゅっと抱きしめ、
今回の、娘のヒーリングエナジーを通して

全ての出来事をリフレーミングしたのです。


すると、赤ちゃんの頃の
息子のエナジーが変わってゆくのがわかりました。


同じく集中治療室に泊まり込み、
人生で一番長く感じた
一週間を過ごした私の
あの時のエナジーが変わってゆくのを感じました。


夜中に
『私のせいでこの子の人生を台無しにしてしまった!』
という思いにかられて
初のパニック症状で目を覚まし、

看護婦さんに助けてもらった私の、
あの時のエナジーが変化してゆきました。


すべての出来事が、
それでいいんだよ、
という感覚とともに大きく受け入れられ、

辛い思いをした産後の経験が
とても穏やかなエナジーに包まれて
柔らかくなっていったのを感じました。


そしてそのリフレーミングを
現在の息子に送り込み、
産まれたての彼と、今の彼とを
意識の中で統合。



目の前にいる
小さな娘の身体を抱きしめながら、
その凄まじいヒーリングエナジーを通して
直感のままにおこなったリフレーミング。


その間中、
ものすごいヒーリングのエナジーが
息子と娘のふたりを包み込んでいました。



それはまさに、

時と空間を超えた、
そして次元さえも超えた

タイムトラベル的ヒプノセラピーの

究極の癒しが行われた感覚。



この瞬間、産直後で横たわっているこの部屋、
そして4年前の出産後に、横たわっていたあの部屋。


何もかもを超え、
全てがここにある。


この瞬間に全てが存在し、
全てが完全に癒されている。


息子、娘、私、そして夫。




全て。



慈愛、完全性、そして、無。



とにかく全てがここにあり、
そして同時に、無でもありました。




私たちは、皆ひとつ。

皆、一体。



本当に、
全てが一体化する感覚を

物凄いヒーリングエナジーに包まれながら

体験、体感することが出来ました。



子供という存在の
ヒーリング能力は、すごい。

彼らと接している時に直感、
インスピレーションが来たならば、
そのまま迷わず、その事を行おう。
それはおそらく、
子供からでも、自分自身からでもない、
全体性から、無からのメッセージに
違いないから。
完全なる癒しの状態で
産直後の時を過ごした私は、
それから、産後の回復の為に作っておいた
ヒプノのオーディオを聞き、
実際にとても早い勢いで
健康に回復してゆく事ができました。
さてさて
一気に無心に書き上げましたが、
これが私のスピリチュアル・ヒプノバースの体験です。

こんなにも長く、
現実離れした表現ばかりの文章に

飽きずにお付き合い頂きまして、
ありがとうございます。



読んでくださったお一人お一人にも、
この素晴らしい
愛と光と全体性のエナジーが届きますように✩


そして更には
そのエナジーさえもが存在しない、
完全性と無の偉大さに、
大きく包まれますように✩




あ、最後に念の為記しておきますが、
私はいかなる宗教団体、組織等には
全く属しておりませんw

もう特に
そんなことを書かなくてもいい時代には
なってると思うけど。。。

それこそ10-20年前は、
怪しい~と言う声が上がったり、

私の個人的なスピリチュアル体験を
口にしたりした日には、
『大丈夫??頭おかしくなっちゃった??』
なんて聞かれたりしていましたw


今は普通に
こういう話が出来る人たちが周りにもいて、
人々の反応も当時からは信じられないほど
オープンになっています。

時代の流れに沿って、
人々の意識がどんどん上がってきてる!



ということで、
ブログにも書いちゃうくらい
スピリチュアルカミングアウト状態の私ですが、

もしも通じるものを感じて下さった方は
どうぞまた寄ってみてくださいね!

今後とも
どうぞ、よろしくお付き合い下さいまし✩



2015-04-25

スピリチュアルヒプノバース Vol.2


スピリチュアルヒプノバース、Vol 1からの続きです。


ヒプノバースの準備万端な妊娠生活の最終日、
そう、出産の当日がやってきました!


いよいよの『波』(陣痛)を感じ始めたのは、
夫と一緒にレストランでランチをとっている時でした。




前述のスクリプト、イメージングの練習で
既に頭の中に誘導催眠が完全に入っていた私、

ランチをとりながらもセルフヒプノ(自己催眠)を開始です。

 
 一口食べて、モグモグもぐもぐ。
子宮収縮の波が来たら、
目をつぶって呼吸とイメージングに集中!

軽いヒプノ状態を保ちながら、食事を続けている姿は
他者の眼からみたらおそらくおかしくみえたのでしょう、

「奥様、大丈夫ですか?」

と、ウェイトレスの女性が夫に何度も聞いてきたとか。
(私は集中していたので気が付きませんでした・笑)


そして夫の答えは、

「あはは。全然大丈夫です。ありがとう。
彼女には今、ただ陣痛が来ているだけですから。」


夫は私が深いリラックス状態にいるのを知っていたのでそう答えたのですが、

その夫の落ち着きと答えにも
ウェイトレスさんはびっくりで、
影からずっと様子をうかがったり、
お店からのサービスと言ってコーヒーをくれたりしたとか(笑)



そして食べ終わって家に帰ると
無性にカカオが飲みたくなって、夫に作ってもらっている最中に

『あ、もう病院に行って。』

と、私の身体が要求してくるのを感じました。



出来立てのカカオをがぶ飲みし(笑)、すぐに病院へ!




病院でヒプノバースをする場合には、
事前に、そして当日にも口頭での説明に加えて
文面でその旨を記しておきます。

看護婦さんや助産婦さんが交代になったら、
必ずその紙を渡してもらって
不必要な医療処置やトークを省くためです。



ドイツでは、自然出産をする人は少なくはありませんが
ヒプノバース自体をする人は多くもありません。
(助産婦さんは、その知識だけはありました)




さて、病院に着いてからは
録音していた自分の声のオーディオで誘導催眠を。

収縮が来る度
子宮の仕組み上の収縮の動きを
イメージでサポートし、
身体の内部の変化の波にのります。



そして同時に
すべてが光で包まれているイメージを続け、

その感覚は、まさに至福、エクスタシー。



出産のその瞬間はエクスタシーだとよく言われ、
私もそれを感じましたが

ヒプノバースのすごいところは
その最後の瞬間のみならず、

その前の時点でも至福状態になれる事。



そして私の感覚では
赤ちゃんは既に最後の段階に来ていると感じたため
看護婦さんに子宮口をみてもらいます。


そこで、

「もうすぐですよ。」

と言われるかと思いきや、


「まあ、ここから2時間かかるかもしれないし、
10時間以上かかるかもしれないわね。」

と。



その言葉で
私は深い催眠状態、至福の状態からハッと冷めてしまい、

咄嗟に

「10時間以上?? 無理無理!! 体力もたない。ヒプノバース却下!
PDA(麻酔注射)の準備をお願いします!」

と口走っていました。(爆)


なんて簡単に、ヒプノバースの計画を壊す私!

選択のし直し、早すぎ!(爆)



というのも、一人目の出産時間が長かったので
その身体的負担を思い出して
それは避けたいという気持ちが勝ってしまったのでした。



看護婦さんは、すぐに麻酔医師を呼びに行き、
まずは体にCTGを付けて状態を検査しましょう、
という事になりました。



その瞬間です。



私の意識、
詳しく言えば、高次の意識(意識の最も高い部分)が

私の口からものを言わせました。


「あ、やっぱりしないで。しないで下さい。
さっきのはジョーク。PDA却下です。検査しないで下さい。」

(っていうか、出産中にそんなジョーク、ないでしょ・爆 看護婦と医師の皆さん、スミマセン・笑)



私の身体と意識は、
もうすぐにでも
赤ちゃんが出てくるのが、わかっていました。

「今、出てくるのがわかっています」



そしてそこから、
又エクスタシーの状態に戻りました。



速攻で愛と光の中に戻り、

至福の中、ヴィジュアライゼーションの中で
私も一緒に産道に入り、

赤ちゃんを抱きかかえてまもりつつ
二つのエナジーを完全に一体化させました。



もう、それはそれは、

文字通り

『至福』

以外の言葉はない感覚。



いえ、というよりも、

その言葉でも表すことが出来ないほどの

恍惚とした最最最上級の感覚。



すべてがただ、
喜びに満たされている感覚。


「本当だわ!頭が出てきたわよ!触って。」

助産婦さんに促されて手を伸ばすと、
ふわ~っと、何かとても柔らかいものに触れました。


私はそれは、赤ちゃんの頭だと思ったのですが・・・・


「見て!見て!すごい!! 幸運の子供が出てきたわ‼」

との声。


何だろうと思っていると、
どうやら赤ちゃんは羊水の中に包まれたまま
出てきたらしいのです。


ヨーロッパでは、それを

『幸運の子供の印』

とされているとか。


私が触った柔らか~いものは、羊膜だったなんて!!


そして

「羊膜を破りますね」

という声が聞こえたかと思うと、
まわりに水が溢れました。



イメージングの中で
光と愛に守られ、

そして私に抱きかかえられるように
守られながら産道を通った赤ちゃんは、


実際にも羊膜の中で
羊水の中で最後まで守られて出てきたのでした。



へその緒が繋がったまま
産まれたばかりの小さな娘を胸に抱き、

ありがとう、ありがとう

と何度も伝え、

妊娠中にうたってきた歌を静かに口ずさみ、


 ただただ、
表現のしようがない

喜びと幸せと感謝の気持ちに満たされて
涙が溢れ続けました。




そしてその後
個室に移った時、

ある、ふたつの直感が下りてきました。


またまた続きます。

Vol.3 へ。

 

スピリチュアル・ヒプノバース Vol.1


 先日、ご縁があって
誕生学の話を聞くお話会、
そしてタッチケアのモニタークラスに参加させて頂きました。
誕生学のお話には、
後に記します『ヒプノバース』で習うような
胎児の体勢や出産時の動きもなども含まれており、
あ!そうだ!と思い出した事がありました。


それは、現在一歳半を超えた
第2子が産まれた時の話です。

実はこの内容は
下書き保存状態のまま忘れていたものだったのですが、
今回の出産学のお話がきっかけで放置から救いだし(笑)、
下書きを見直し、アップしています。

と、前置きが長くなりましたが、
我が家の第2子、
娘が産まれた際のお話をご紹介させてください。
題して、『スピリチュアル・ヒプノバース出産記』。
そのまま題名にもついている通り、
以下スピリチュアルな表現が沢山出てきますので
そういった系統が苦手な方は
ここでブラウザーを閉じられてくださいね☆



さて、ヒプノバースという言葉を聞いたことがある方は
どれくらいいらっしゃるでしょうか?
これは、ヒプノセラピーの催眠状態、
深く深くリラックスした状態で行うお産で、
通常言われる『陣痛、痛み』を極力感じなくする、

換言をすると、
『陣痛』ではなく
『子宮の収縮』や『波』によって赤ちゃんが外に出てくる、
と頭にインプットしながら
的確な呼吸とイマジネーション、ヴィジュアライゼーションを使って
ゆったりと行うお産です。

私がヒプノバースを初めて知ったのは、
丁度ミレニアムと言われた2000年の年でした。
当時はカリフォルニアのアユールヴェーダクリニックで働きながら
ヒプノセラピーの学校へ通っていたのですが、
ベーシックやクリニカルヒプノを終えた後に受講できる単発コースの中に、
ヒプノバースがありました。

実は私は
お産に対して『怖い!』というイメージがとても大きく、
麻酔使用の無痛出産の存在を知った時には
飛び上がって喜んだ程『痛み』に弱い人でした。

ヒプノバースのコースは
それだけで独立したものではなく
ヒプノセラピーの一環としてのものだったのですが、
出産のビデオを観ながらのクラスでは
フラフラ~っと気が遠くなる思いをし、
神秘的とか美しいなどどは到底思えないまま

血、血、血・・・・・・
と、出産の血ばかり目につき、
生まれたての赤ちゃんも血まみれに見えるし
もう大変!(爆)

ヒプノバースなど絶対できない、と思ったものでした。



それから9年後・・・・・
一人目の子を身篭った時、
私は何故か迷わず
ヒプノバースを選択していました。
妊娠して母性が恐怖に勝ったのか、
女性の意志力ってすごいと
我ながら感じたものでした。
その、一人目の時の際のお話はこちらに記してあります。


そしてそれからまた4年経ち、2人目の妊娠。
今回もやはり
ヒプノバースを選択しました。

もうすでに勝手はわかっていたので
最初の時点から準備も万全、
スクリプトも
妊娠期間の為のもの、出産時のもの、そして産後の回復時のものと
分けて作って録音し、
オーディオを作り上げておきました。

スクリプトとは、
ヒプノセラピー(今回はヒプノバース)で使う誘導催眠を
あらかじめ文にしておくものの事ですが、
私がその際に作ったスクリプトは
時期もあって(下記※注参照)
少しアセンションに関連付けながら作ってみました。


※注
娘が私のお腹に下りてきてくれた日は、
『アセンションの日』と呼ばれていた2012年12月21日だったのです。
ちょうど、アセンションの瞑想を何日か続けてしていた時でした。
その年の12月12日と21日両日には、
それぞれアセンションのゲート開通に関する役目がありました。
アセンションに関しては、
今でもその流れは地球に於いて、宇宙に於いて動き続けている状態、
特に2015年になってまた大きなポータルが開かれ
意図した事がすぐに現実になったり
シンクロニシティが増大したりと
どんどん全体のエナジーが密になってきていると感じています。
※注終了

オーディオの内容を少しご紹介すると、
通常の誘導催眠のように深い呼吸を促して
身体と心を完全にリラックスした状態に誘導した後、
自分の子宮の中と宇宙全体とをリンクさせました。

子宮は
小宇宙であるとも言われますが
その小宇宙と大宇宙を巡り合わせて一体化させ、
更に私と胎児の意識、そして宇宙意識を一体化させ、同調させて
ただ一つの光になるイメージングをしたのです。

そして、一つの魂に対し、
光の中で、究極の愛に包まれながら
子宮の宇宙からホログラムの世界への
トランスポートが行われる過程を
視覚化(ヴィジュアライゼーション)しました。
赤ちゃんが実際に体から出てくる出口を
ヴォルテックスに見立て、
ヒプノバースで使われるJブリージングという呼吸を続けて
ヴォルテックスが全開になるのを
身体全体でサポートするイメージです。
その際の、実際のスクリプトの文の一部はこんな感じ。
『 私は J ブリージングを繰り返し、
この、愛と光と至福の中、ミラクルの中で
L(娘の名前)と私は喜びに満ちながら、
するりするりと
楽~に心地よく光のトンネルを滑り降ります。
そしてLは私に抱き守られながら、

そして私たちは光に大きく包まれながら

ヴォルテックスの中をくるりと周り、

ホログラムの世界に通じる穴を、今、するりと通り抜けます。』

このイメージを、
妊娠中から続けていました。
そして実際の出産当日!


夫と一緒にレストランでランチをとっている最中に、
いよいよの『波』(陣痛)がやってきました。
Vol. 2 に続く・・・・☆
↓↓コチラです。

2015-04-17

トロフィーに愛を載せて。


息子が暫くの間、
トロフィーを欲しがっていました。
 
習っているテコンドーの道場に
輝くように飾り並べられているトロフィー。
 
 
でも、始めたばかりのテコンドーでは
到底まだまだもらえない。
 
 
そこで、
 
「お行儀よくご飯を食べられたらトロフィー買ってくれる?」
 
「これができたらトロフィー買ってくれる?」

「そうだ!これならトロフィーもらえるでしょ!」
 
等々、
色々な理由をつけてトロフィーを貰おうとしていました。
 
 
 
 
お行儀よく食べられた時トロフィーを与えてしまったら、
その後またダラダラとお行儀悪くした時に
 
「トロフィー買ったのに。」
 
と言ってしまうのも嫌だし、
 
トロフィーを餌にして
「買ったんだからきちんとしようね」
 
と言うのも嫌。
 
 
 
この、欲しがっているトロフィーを、
何を達成した時に与えてあげよう、
何の機会がいいのかを考えていました。
 
 
 
そんな中、トロフィーとは関係なく
ある日彼の目の、
いつもの輝きが陰っているのに気が付きました。
 
 
最近少し、アクティビティーが多すぎたのかもしれない。


幼稚園で
大変な事もあるのかもしれない。

 
そういえば、妹が生まれてから、
極力息子だけとの時間も作っているつもりだったけれど
彼から見たら少ないのかもしれない。
 

もっともっとかまって欲しいんだ、きっと。
もっともっと愛して欲しいんだ、きっと。
私が思っているよりも、
もっともっと、もっともっと・・・・
 
 
 
でも、ママの身体は一つだけ。
 
夜はまだ下の子のおっぱいに起こされるので、
朝起きるといつもフラフラ。
 
疲れが取れるどころか、
オッパイ疲れで目の下にはクマ。
 
 
そんな中で、息子が
 
「ママ~!一緒に遊ぼ~!」
「ママ~!見てみて~っ!」
 

という時に、
 
「今日ママ疲れているからちょっと休ませてね。」
 
と、何度も言ってしまっていた事を振り返る。

心がとても痛くなって、
ごめんね。。。
という思いの涙が溢れて止まりませんでした。
 
 
 
そしてすぐ、
『息子だけの為に過ごす一週間』
を決意。
 
 
 
次の日から、行動開始。
 
幼稚園も、途中で迎えに行ったり
もしくはお休みをさせて

1日中ママと一緒。
 

兎に角

彼だけのママに徹する、そんな一週間。
 

 
ずっと膝に抱っこしながら
同じ映画を2回も観たり、
 
カフェで一緒にケーキを食べ、
アイスを食べ、
 
いつもは妹も一緒に行く場所も、
彼だけと行ってずっとべったり。
 
 
 
普段から甘えん坊の息子なので、
6歳になった今でも一緒の部屋で眠り、
寝かしつけではギュっと抱きしめながら
どれだけ愛しているかを言葉でも沢山伝えてきました。
 
 
起きている時も私なりに
彼の事をかまっていたつもりではあったのですが、
 
やはり私の疲れと反比例して、
彼を全面的に甘えさせてあげる態度が下り坂になっていたのでしょう。

 
そしてそれを一番感じていたのは、
張本人の息子だったのだと思います。

 
 
この期間、それを全~部埋めるかのように、
甘える、甘える、甘える!!
 
 
 
「ごめんね、Lちゃんが産まれてから、Tの事を優先しようと思っているのに
待ってもらったりすることがやっぱり多かったよね。」

 
「Tだって甘えたい時に、Lちゃんがママの膝の上に乗ってきたら
いつもLちゃんを乗らせてあげてくれてたね。」

 
 
と、色々な事を伝え、色々な事に感謝し、
 
どれだけ愛しているかを心から伝えまくりました。
 
 
 
 
そしてふと、トロフィーの事を思い出し、
そうだ!と閃いたのは。。。
 
 
 
何かを達成したから与えてあげるトロフィーではなく、
あなたがいる事が、それだけで素晴らしい。
その存在そのものに、祝福をする。
 
そういう気持ちを込めて、
トロフィーを渡そう!
 
 
私と、そしてパパが、
何があってもどこにいても
Tをずっと大きく愛していて、
それは決して小さくなったり無くなったりする事はないという事。

 
その証として、
トロフィーを渡そう!
 
 
 
 
 
 
人は皆、認めてもらいたい生き物。
 
そして特に子供は、すごいねって、えらいねって、
色々な言葉で認められて、褒められて、
一緒に喜んでもらいたい生き物。
 
 
学校や社会では、結果を出せば褒められる。
達成した事を、評価される。

 
そこにただ居るだけでオールAはもらえないし、
テスト勉強は頑張ってしても、肝心のテストで失敗したなら、
それだけが目に見える結果として残される。
 
 
 
だから、
家庭ではただ、
 
「そこに居るだけで、存在しているだけで素晴らしい。
あなたという存在自体が、幸せの宝庫だよ。」
 
という事を伝えたい。
 
 
 
そしてそれを
言葉だけでなく、トロフィーという『形』に載せて与えよう。
 
普通なら『達成』でもらえるトロフィー、
 
こんな与えられ方があってもいいんじゃないかなって。
 
 

 
 
 


 
そして今ではすっかり、彼の目の輝きは
以前のようにキラキラと子供らしいものに戻りました。

 
更には幼稚園で、
ホリデープログラム中の出来事として書いた文章に対して
 
「Achievement Certificate」を貰いました。
(これは、色々な理由をつけて順番に皆がもらえるCertificateです)
 
なんてナイスなタイミング!
 
 
 
達成したことではなく、
存在の素晴らしさに、愛の証として受け取ったトロフィー、

その後に、
それについて書いた文章に対して
『達成』として賞された賞状。
 

 
この、今回のダブルの『認証』が、
彼のハッピーをダブルどころか何倍にもしてくれた事と願っています。
 


子供たちは、親より後に生まれてきた
子供という姿ではあるけれども、

ひとりの人間として、ひとつの魂として
ここに存在しているんだよね。

だから、その存在自体を尊んで、
その存在自体に感謝をしたい。


 
私達を親として選んでくれ、
私たちの子供としての役割を選択して
下りてきてくれた魂に感謝し、
尊重して、大切にして
一緒に過ごしてゆきたい。



子育てというけれど、
お互いの魂の成長の為に家族になった私たち。

与えられた
この一緒に居られる期間を、
共に魂を高めあえるような、
本質的な過ごし方を共有して行けたら・・・。


子育てという域を超え、超越した目を持ちながら
『ママ』を演じてゆく毎日でありたい。。。


そんな思いで、今、これを書いています。

 
ありがとう、ありがとう、ありがとう。